全国大学ラグビーの歴史。名勝負・名選手・名場面を振り返る!

大学ラグビーの名勝負を紹介

大学ラグビー選手権大会。
誰もが一度は耳にしたことがあるかと思います。

関東なら、早稲田・慶応・明治。関西なら、同志社・天理は、ラガーマンなら一度はあこがれる大学チームですね。
そんな大学ラグビー選手権にも、本当に素晴らしく・興奮する、代々語り継がれる名勝負があります。

今回は、そんな大学ラグビーをひも解いてみましょう。

【大学ラグビー】の名勝負3戦を解説

帝京大学9連覇。今年は10連覇か?といった記事もちらほら見え始めるシーズンとなり、大学ラグビーの幕開けです。

近年は、帝京大学が頭一つ抜けていますが、過去には平尾誠二がいた同志社大学の3連覇北島忠治監督が率いた明治大学ラトゥやオトを要した大東文化大学清宮・早稲田と春口・関東学院など語りつくせないほどの名場面が生れました。
また、早稲田・明治・慶応が人気・実力共に大学ラグビーの中心的な存在であり、秩父宮や国立競技場(現在は改装中)を満席に出来るのは学生スポーツ広しとはいえどもラグビーだけなのではないのでしょうか?

今度は大学ラグビーの名試合を見ていきましょう。

同志社大学の三連覇

第21回全国大学ラグビー選手権決勝「同志社大学」対「慶応大学」の一戦。

関西の雄・同志社大学は、国立競技場での決勝戦はまるでアウェイでの対戦を強いられているようだった。
後の日本代表を引っ張る平尾・大八木などを擁する同志社大学は、3連覇をかけて臨む試合でした。

学生相手には敵なし、この同志社に勝てるのは北の鉄人と呼ばれる社会人チームの新日鉄釜石くらいではないのかとも言われるほど強豪でした。
同志社が、10-6でリードして迎えた後半終了直前に、慶応ボールのスクラムからセットプレーでゴールポスト中央やや左にトライを決めたのです。

これで同点キックを決めて逆転と思われたが、観客の歓声と悲鳴で審判のホイッスルが聞き取りにくかったけれど判定は、慶応のスローフォワードの反則で同志社ボールのスクラムに。

その後は、慶応の猛攻撃を耐え、遂に同志社大学は大会3連覇を決めた試合でした
この試合以降、現在まで関西勢の大学が選手権で優勝から遠ざかっているのもなんとも不思議なものです。

学生相手に敵は無し!と言わしめた同志社大学の3連覇を決めた、決勝戦を振り返ってみましょう。

雪の早明戦

1987年12月6日に行われたラグビー関東大学対抗戦、「早稲田大学」対「明治大学」の一戦。

試合当日は、12月上旬として戦後初めて都内で積雪が観測され、前夜からの積雪でグランドには沢山の雪が残っていた。
試合の開催も危ぶまれたが、関東の各大学ラグビー部員や関係者らが国立競技場で雪かきを行い、試合を決行した

グラウンド周辺に雪が残る中、両チームの選手は泥まみれになりながら接戦を演じ、早稲田が10-7とリードの状態で試合終了間際、明治が早稲田をゴールラインに攻め立て続ける猛攻。
明治の主将は、同点では意味がないと相手の反則でペナルティゴールの機会を得ても、あえてトライを取る事にこだわった。
対する早稲田は、猛攻を防ぎ5年ぶりの対抗戦優勝を決めた。

この試合では、1年生ながら出場していた早稲田の堀越・今泉や明治の吉田などスーパールーキーの活躍や、雪のグランドで選手の体から湯気が立ち込める姿がたびたびあるなど見どころの多い試合となり、現在でも“雪の早明戦”として語り草になっている。

この試合は、ぜひご覧いただきたい一戦です。

打倒トップリーグ

2006年2月12日ラグビー日本選手権準々決勝 「早稲田大学」対「トヨタ自動車」の一戦。

その年の公式戦無敗の早稲田大学(ジュニア大会での関東学院に敗戦がある)が、日本選手権でトップリーグ4位のトヨタ自動車に挑んだ。

前半23分6-0でリードしていた早稲田は、トヨタに力勝負のモールに挑み見事トライを決め11-0に。
しかし、トヨタも決してサブメンバーで試合をしていたのではなく、元オールブラックスを2名や日本代表経験者もずらりと並べ真剣勝負をしていたのである。

その後、トヨタもトップリーグの意地を見せ、前半を21-14の早稲田リードで折り返す。

後半、早稲田のフォワード選手がトヨタのボールをインターセプトし、約70メーターをバックスの選手に追われながら独走トライ。
対するトヨタも、社会人の力を見せ4点差まで詰め寄り後半ロスタイム猛攻を仕掛ける。

早稲田の粘り強いディフェンスに、トヨタはなかなか得点を奪えず試合幕切れはノックオンの反則で自滅しノーサイド。

グランド上では、歓喜の輪ができ、スタンド上では清宮監督が目を赤らめ喜んでいる。
なにせよ、1年間打倒トップリーグを目指した大学生がやってのけたのだから、当然である。

個人的には、この時の早稲田大学ラグビー部が史上最強の大学チームであるとも思っています。

社会人チームを圧倒する学生No.1チームの戦う姿は、本当にたくましい限りです!

いかがだったでしょうか?

文章だけでは伝わらない感動があります。
詳しく試合を見てみたい方は動画をチェックしてみてくださいね。

過去の名選手が日本代表で活躍し、今があります。
ワールドカップを見る前に過去を振り返って歴史を知れば新たな発見があるかもしれません。

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