ラグビー日本代表2019のメンバーに外国籍はなぜ必要?を徹底解説します。

ラグビー日本代表になるための条件

2019年日本で開催されるラグビーワールドカップ。

我らが、ラグビー日本代表も各国の代表と争うことが決まっていますが、そのメンバーには日本人ではない外国人選手も数多く在籍しています。

ではなぜ、そんな外国人選手が必要なのでしょうか?

今回は、その選手たちの必要性をこれから解説してみたいと思います。

現在のラグビー日本代表のメンバー

ラグビー日本代表世界ランキング11位の強豪国です。

2015年W杯の南アフリカ戦での劇的な勝利が記憶に新しいですね。
ラグビー日本代表候補に選ばれているメンバーの中で、外国人の選手は以下の17人となっております。

○具 智元(ホンダヒート所属)
○ヴァルアサエリ愛(パナソニックワイルドナイツ所属)
○アニセサムエラ(キヤノンイーグルス所属)
○グラント・ハッティング(神戸製鋼コベルコスティーラーズ所属)
○ヴィンピー・ファンデンヴァルト(NTTドコモレッドハリケーンズ所属)
○ヘル・ウヴェ(ヤマハ発動機ジュビロ所属)
○ジェームス・ムーア(宗像サニックスブルース所属)
○ピーター・ラブスカフニ(クボタスピアーズ所属)
○ベン・ガンター(パナソニックワイルドナイツ所属)
○リーチ・マイケル(東芝ブレイブルーパス所属)
○ツイ ヘンドリック(サントリーサンゴリアス所属)
○ラーボニ・ウォーレンボスアヤコ(NTTコミュニケーションズシャイニングアークス所属)
○レメキ ロマノ ラヴァ(ホンダヒート所属)
○シェーン・ゲイツ(NTTコミュニケーションズシャイニングアークス所属)
○ウィリアム・トゥポウ(コカ・コーラレッドスパークス所属)
○ラファエレ ティモシー(コカ・コーラレッドスパークス所属)
○ヘンリー ジェイミー(宗像サニックスブルース所属)

合計スコッドが38名なので約半分が外国人選手になります。

日本代表なのになんで外人選手がいるの?と思う人も多くいると思いますが、そこにはラグビーならではの文化があります。

これからその点について解説していきます。

ラグビー日本代表になるための条件

 

 

ラグビー日本代表になる外国人

ラグビー日本代表になるには様々な複合の条件をクリアしている必要があります。
ただ単に日本生まれの選手であるからと言ってこれらの条件をクリアしていなければ代表資格を得ることはできません。

はじめに重要なことは、他国での代表歴がないこと

その上で、
① 出生地が日本
② 両親または祖父母のうち一人以上が日本出身
③ 3年以上継続して日本に住んでいる

このうちどれか一つを満たしていれば日本代表資格を得ることができます。
その他にも特例のような条件はあるのですが、合致する選手は非常に稀なので今回は割愛します。

 

ここで一番カギになるのが最初に紹介した他国の代表歴がないことです。
どんなに素晴らしい選手であっても、一度その国の代表になることを選択したら他国の代表になることは出来ないのです。

日本に来る外国人のラグビー選手の多くは祖国でラグビーを始め、祖国で代表になることを夢見ています。
彼らが日本で代表になるということはその可能性を放棄するということです。

 

例えば現在トップリーグのNTTコミュニケーションズシャイニングアークスでプレーするアマナキ・レレィ・マフィ選手は母国トンガの代表オファーを蹴って日本代表としてプレーすることを選択しました。

日本か、祖国か。

大きな決断をしたうえで彼らは日本代表を選んでいます。
日本代表に在籍する外国人選手はそれだけの覚悟を持ってプレーしているのです。

 

ラグビー日本代表を選択した選手

ある意味では日本人選手よりも日本代表に対する思い入れは強い側面もあるということがわかりますね。
彼らの献身的なタックルや、まさに粉骨砕身といったボールキャリーもこのような背景があるからこそ可能になるのですね。

 

もし日本代表に外国人選手がいなかったら?

ここまでは外国人選手がどのような強い思いをもって日本代表としてプレーしているかを記してきましたが、もし代表に外国人がいなかったらどうなっていたでしょうか?

先ほど選手一覧を挙げましたが、日本代表候補のスコッド入りを果たしている外国人選手は、トップリーグもしくはトップチャレンジリーグに所属しています。
その彼らに日本代表が資格を与えなかったとしたら?

ラグビー選手としてのステップアップを求める選手たちは、他国の代表入りのチャンスを模索して他国リーグに移籍するでしょう。
そして日本代表には、純日本人もしくは帰化選手しか選ばれず、トップリーグでの有力外国人選手も相対的に減っていきます。

すると、国内リーグのレベルダウンにつながり、世界的な相対的実力はダウンします。
また、外国人選手各々が持つ高いスキルも放棄することになります。

 

2015年W杯でのカーンヘスケス選手へのラストパスを放ったのは、アマナキ選手です。
彼らがいなかったらあのトライはあり得ませんでした。
日本代表としての高いスキル、国内リーグのレベルアップともに外国人選手から大きな影響を受けていることは間違いありません。

そう考えると、彼らの居場所を放棄するのはいかがなものでしょうか?

その選択肢は、ありえないですね。

2019ラグビーW杯に向けて

 

これまで紹介してきた通り、日本代表にはその胸に誇りを持った外国人選手がいます

試合を実際に見て、日本人以外の選手が多くいることに違和感を覚える方もいるでしょう。
しかし、ラグビーのピッチでは出身国で差別されることはありません。
体重でも、年齢でも、差別されることはありません。
同じグランドに立てば、同じプレーヤーの一人です

2019年、W杯の舞台に立てる日本代表の戦士たちの中には外国人選手もいるでしょう。

この記事をご覧になった皆さんには、彼らの胸に秘めた日本代表に対する誇りを少しでもわかっていただけたら幸いです。

そして、W杯の舞台での彼らの活躍を共に応援していきましょう。

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