ラグビー日本代表監督の戦術!さらなる進化で決勝トーナメントへ!

ラグビー日本代表監督の戦術!
2015年ラグビーワールドカップでの日本代表の躍進。

しかし、予選プール3勝1敗という好成績を残したにもかかわらず、決勝トーナメント(ベスト8)には上がれなかった現実

2019年ラグビーワールドカップで決勝トーナメントに進出する為には、戦術面でのさらなる進化が必要となります。

エディー・ジョーンズ、「JAPAN WAY」による躍進!

エディー・ジョーンズは、2012年4月にラグビー日本代表のヘッドコーチに就任しました。

就任後から、2015年ラグビーワールドカップに向けて、世界一の練習量(1日に4回のトレーニング)で選手のフィットネス、フィジカル強化を行いました。
日本人の勤勉さが、世界一の練習量を可能にしたのです。

戦術面では、キックの多用を避け、パスラグビーでボールポゼッションを高めました。

そして、鍛え上げたフィットネスと、日本人の特長である俊敏性でボールを保持し、素早い展開で対戦相手のディフェンスラインを突破しました。

そしてその結果、「奇跡」が起こりました!!
2015年ラグビーワールドカップ、南アフリカ戦でのラスト10分の連続攻撃は、まさにエディー・ジョーンズが目指していた「JAPAN WAY」そのものだったのです。

エディー・ジョーンズの戦術

1、相手に攻撃権を渡す可能性が高い、キックを多用しない
2、「シェイプ(FWとBKの3~4人のまとまり)」という攻撃の隊形を狭いエリアで形成し、短いパスを多用して、ボールポゼッションとともに対戦相手のディフェンスラインを崩していく。
3、スクラムやラインアウトの安定
4、守備時は、「リロード(ブレイクダウンで倒れた選手が、すぐに立ち上がり、ディフェンスラインに加わる)」を行い、対戦相手に数的優位を作らせない。

日本人の特長、俊敏性と勤勉さを活かした戦術であり、ラグビー日本代表の躍進に繋がりました。

ジェイミー・ジョセフが掲げる「アンストラクチャー」の真意!

2015年ラグビーワールドカップの躍進後、勇退したエディー・ジョーンズに代わって、ラグビー日本代表のヘッドコーチに就任したジェイミー・ジョセフ

エディー・ジョーンズがボールポゼッションを実行する為、規律を重視したラグビーを目指したのに対し、ジェイミー・ジョセフは「アンストラクチャー(陣形が整っていない状態)」をキーワードに新たな戦術をラグビー日本代表に持ちこみました。

ジェイミー・ジョセフの戦術

1、キックを多用し、「アンストラクチャー(対戦相手のディフェンス陣形が整っていない状態)」を作り出し、アタックを行う。
2、「オフロードパス(対戦相手にタックルをされた状態で味方選手に出すパス)」を使い、数的優位を作り出し、アタックを行う。
3、守備時は、「リロード」を行い、対戦相手に数的優位を作らせない。

決勝トーナメント進出の為の戦術へ進化!

「アンストラクチャー」という局面を作り出す、新たな戦術を取り入れたジェイミー・ジョセフ率いるラグビー日本代表。

厳しく規律を重んじたエディー・ジョーンズと比べると、より自由な選手の判断を求めているジェイミー・ジョセフのようなイメージを抱かせるが、決して選手個人の勝手な判断を許しているわけではないのです。

「アンストラクチャー」を作り出すのは、対戦相手ディフェンスの陣形を崩す為であって、アタックする日本代表には、小さな決め事、役割分担が明確化されているのです。

2015年ラグビーワールドカップで、ラグビー日本代表は躍進しました。
しかし、決勝トーナメントには進出することができませんでした。

ジェイミー・ジョセフは、「JAPAN WAY」を継承しつつ、新たな攻撃面での戦術「アンストラクチャー」を融合させ、2019年ラグビーワールドカップでの決勝トーナメント進出を実現させようとしています。

試行錯誤…

「アンストラクチャー」を作り出す新たな戦術は、すぐに成果は出ませんでした。

「アンストラクチャー」は対戦相手の陣形を崩す戦術ですが、同時に、攻撃側の陣形も崩れる危険性があり、一瞬にして攻守逆転のピンチを生み出す可能性があるのです。

ジェイミー・ジョセフ就任後、新たな戦術が浸透するまで時間を要しました。

試行錯誤の期間は、テストマッチにおいても、得点を重ねるが、失点も増えるという試合展開が増えました。

戦術の浸透

ジェイミー・ジョセフ体制2年目になると、徐々に戦術が浸透していきました。

テストマッチでも、強豪国フランス代表と互角の試合(23-23)を繰り広げ、イタリア代表(34-17)、ジョージア代表(28-0)には勝利しました。

スーパーラグビー(南半球3ヵ国の世界最高峰プロリーグ)サンウルブズ(ラグビー日本代表選手を中心とする日本チーム)のヘッドコーチにも、ジェイミー・ジョセフが就任したことにより、戦術の浸透が飛躍的に進みました。

2019年ラグビーワールドカップ本番へ!

 

エディー・ジョーンズヘッドコーチがラグビー日本代表に残した「JAPAN WAY」、ジェイミー・ジョセフヘッドコーチが新たにもたらした「アンストラクチャー」という戦術。

新たな戦術は、「JAPAN WAY」と「アンストラクチャー」の融合での化学反応なのです。

2019年ラグビーワールドカップ本場まで1年を切り、セットプレーの強化も徐々に進んできており、決勝トーナメント進出の為の準備が着々と進んできています。

2019年ラグビーワールドカップ初戦、日本代表VSロシア代表、果たしてどのような戦術で、どのようなゲーム展開を見せてくれるのか?

今から、楽しみでしかたありません!

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