スーパーラグビー2019、「ブルーズVSサンウルブズ」戦評!

2019ラグビーワールドカップ開幕を9月に控えた、ワールドカップイヤーのスーパーラグビー2019。
第3節、サンウルブズはニュージーランドの地で、チーフスに完勝し(30-15)、スーパーラグビー2019初勝利をおさめました。
試合を重ねるごとに、アタック、ディフェンス、セットプレーの精度が上がってきており、今後の戦いに期待を抱かせてくれます。
第4節も、アウェーの地でブルーズと対戦です。
ニュージーランドの地で連勝を飾ることができるでしょうか!?

ブルーズVSサンウルブズ、戦評

【前半】

試合開始から、サンウルブズがアタックをしかけ、4分にペナルティーゴールで3点を先制します。
12分にも、ペナルティーゴールでスコアし、リードを広げます(0-6)。
前節の初勝利で、アタックやディフェンスに更に勢いが出てきているように感じます。
16分、ブルーズもペナルティーゴールで3点を返し、点差を詰めます(3-6)。
ゲーム再開後、サンウルブズは速いテンポのアタックで、ブルーズ陣内20mラインまで攻めこみますが、ノックオンでチャンスを逃してしまいます。
そして21分、ブルーズのトライゲッター、ウイングのリーコ・イオアネ選手にトライを許します(8-6)。
マイボールスクラムでの不用意なペナルティーで、ブルーズにチャンスを与える形になり、トライを奪われてしまいました。
サンウルブズは、30分、タッチライン際をセンター、マイケル・リトル選手とNO.8のラーボニ・ウォーレンボスアヤコ選手が突破し、最後は、スタンドオフ松田力也選手がトライ。
ゴールキックも決まり、逆転します(8-13)。
このゲーム、スタンドオフのポジションに入った松田力也選手は、ここまで全得点をあげる活躍です。
34分、サンウルブズのゴールライン前でのブルーズボールのスクラムから、リーコ・イオアネ選手がトライ。
ゴールキックも決まり、再度ブルーズが逆転します(15-13)。
サンウルブズは、選手の動きは悪くないのですが、ミスやペナルティーが前節よりも多く、リズムに乗りきれません。
また、スクラムの力関係では、ブルーズが優勢の前半でした。
後半、立て直すことはできるのでしょうか?

【後半】

後半開始から、サンウルブズにペナルティーが続き、ブルーズにチャンスを与えます。
48分、サンウルブズのゴールライン前、ブルーズボールのスクラムから、またしてもリーコ・イオアネ選手にトライを奪われます(20-13)。
このトライも、マイボールラインアウトでサンウルブズがペナルティーを犯し、ブルーズにチャンスを与えてしまいました。
55分、ブルーズのパスを故意に叩いてしまい、フルバック、セミシ・マシレワ選手がシンビンで10分間の退場。
数的優位にたったブルーズは、58分に、またまた、リーコ・イオアネ選手がこのゲーム4つ目のトライ(25-13)。
リーコ・イオアネ選手は、トライシーン以外では目立ったボールキャリーはないのですが、トライシーンでは、必ずリーコ・イオアネ選手にボールが渡ります。
ゲーム再開のキックオフのボールをサンウルブズが獲得し、連続攻撃。
最後は、途中出場のロック、ヘル・ウヴェ選手がトライ、ゴールキックも決まり、点差を詰めます(25-20)。
しかし、このゲームのサンウルブズは、とにかくディフェンスでのペナルティーが多く、85分にブルーズにペナルティーキックを決められ、28-20で敗れました。
ブルーズは、スーパーラグビー2019初勝利。
サンウルブズは、ニュージーランドの地で連勝を飾ることはできませんでした。

サンウルブズVSシャークス、ハイライト動画

【ハイライト】スーパーラグビー2019 第1節 サンウルブズ vs シャークス

ブルーズVSサンウルブズ、サンウルブズの敗因

①規律が守れなかったディフェンス

ゲームを通して、ディフェンスでのペナルティーを多く犯してしまいました。
開幕節でシャークス(南アフリカ)に大敗した時と同じように、ペナルティーでブルーズにチャンスを与えてしまい、失点を重ねました。

②孤立したアタックとリスクの高いオフロードパス

選手個々の能力が高いことで、突破力のあるアタックができているサンウルブズですが、ブルーズ戦では、ボールキャリーの選手が孤立して突破し、フォローが遅れ、ノットリリースザボールをとられることがありました。
また、タックルを受けてのオフロードパスは、成功すれば、ディフェンスにギャップを作ることができ、大きなゲインを期待できますが、失敗した時には、ノックオンや対戦相手にボールをターンオーバーされる危険性があります。
ブルーズ戦では、オフロードパスでボールの所有権をブルーズに渡すことが多くありました。

③連戦の疲れ

最終のスコアは8点差と競ったゲームのように感じますが、実際のゲーム展開は、ブルーズの完勝というような印象を受けました。
後半、ヘル・ウヴェ選手のトライで5点差まで詰め寄りましたが、逆転への期待感はそこまで高くはありませんでした。
ゲームの後半、サンウルブズの選手達は、アタックでもディフェンスでも足が止まっており、前節までの勢いは感じられませんでした。
4週続けてのゲームであり、移動距離もあり、選手達に疲労があるのかもしれません。

サンウルブズの今後の戦い

ニュージーランドの地で連勝を飾ることができませんでしたが、1勝1敗でアウェーでの戦いを乗り越え、第5節はホーム秩父宮に戻ります。
前年度までの戦いと比べても、今シーズンのサンウルブズの戦いは、より勝利を期待させてくれる内容になっています。
第5節のレッズ(オーストラリア)戦では、きっと多くのファンが秩父宮のスタンドを埋めることでしょう。
ホーム秩父宮での今シーズン初勝利を目指して、サンウルブズの熱き戦いに期待しましょう!!

スーパーラグビー放送予定「サンウルブズVSレッズ」戦

スーパーラグビー2019 第5節

サンウルブズ(日本)VSレッズ(オーストラリア)
2019年3月16日(土) 13:15キックオフ

■放送予定
Jsports4 12:45 ~ 15:30
BS日テレ 13:00 ~

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