スーパーラグビー2019、サンウルブズ初戦「VSシャークス」戦評!

2019ラグビーワールドカップ開幕を9月に控えた、ワールドカップイヤーのスーパーラグビー2019が開幕しました。
ラグビー日本代表選手が多く所属するサンウルブズ。
スーパーラグビーでのサンウルブズの躍進が、ワールドカップでの日本代表の躍進の足掛かりになります。
スーパーラグビー2019初戦、サンウルブズVSシャークス(南アフリカ)を振り返ります。

サンウルブズVSシャークス、戦評

試合開始から10分すぎまでは、サンウルブズのペースで試合が進みました。
シャークスのアタックも規律の守られたディフェンスで防ぎ、アタックでは、スタンドオフのヘイデン・パーカー選手のゲームメイクと、プレースキックで得点を重ね、10-3とサンウルブズがリードしました。
しかし、前半15分にシャークスがラインアウトモールからトライを奪い、10-10の同点とすると、スクラムでシャークスが優位に立ち、サンウルブズのミスも多く、一気にゲームの流れがシャークスのペースになりました。
シャークスは、スクラムとラインアウトモールを武器に、サンウルブズを自陣に釘付けにしました。
前半は10-24、シャークスがリードして折り返します。
後半になっても、サンウルブズにミスやペナルティーが多く、シャークスに余裕を持ってプレーをさせてしまいます。
プロップの選手交代などで、スクラムは安定しましたが、シャークスのラインアウトモールは最後まで止めることができず、最終スコア10-45の惨敗となりました。
サンウルブズは、ディフェンス面だけでなく、アタックにおいてもミスが多く、後半はスコアすることができませんでした。

サンウルブズはなぜ惨敗してしまったのか?

スクラムで終始劣勢になり、コラプシングを繰り返す

シャークスのスクラム、特にフロントローの3選手は強力で、シャークスの押しに耐えられず、コラプシングを繰り返してしまいました。
スクラムでペナルティーをとられ、ペナルティーキックで自陣深くまで入られるという、非常に悪い流れになってしまいました。

シャークスのラインアウトモールに対応できず

シャークスはスクラムでプレッシャーをかけ、サンウルブズのコラプシングを誘い、ペナルティーキックでサンウルブズ陣深くのタッチに出す。
そして、ラインアウトモールでトライを狙うという戦術を徹底してきました。
サンウルブズのディフェンスは、シャークスのラインアウトモールに対する判断や対応が非常に悪く、容易にトライを取らせてしまいました。
シャークスのバックスがモールに加わり押し込んできても、サンウルブズのバックスはモールに入ることなく、簡単にインゴールまで押されるシーンが見られました。

アタックの形が確立できていない

前半開始早々、ヘイデン・パーカー選手を基点に効果的なアタックができ、得点を重ねることができましたが、試合が進むにつれて、展開力は影を潜め、選手個々の個人技によるアタックが目立ちました。
個人技による突破が増えることで、まわりの選手のフォローも遅くなり、ターンオーバーやハンドリングエラーも多く見られました。

日本代表の中心選手が不在

日本代表の中心選手が別調整中の為、初戦のサンウルブズのフィフティーンは、外国籍の選手が多くを占めることになりました。
また、選手のポジションにおいても、左プロップ(1番)が本職のヴァル・アサエリ愛選手が右プロップ(3番)に入り、途中出場の松田力也選手は、普段ほとんどプレーしたことのないウイングのポジションにつきました。
アタック、ディフェンスどちらにおいても、選手間のコミュニケーションや連携が不足しているのは明らかでした。

2019ラグビーワールドカップへの意気込み

2019ラグビーワールドカップに向けて、日本代表の強化を兼ねて、スーパーラグビー2019に参戦しているサンウルブズですが、シャークスの選手にとっても、2019ラグビーワールドカップで、南アフリカ代表に選出される為の絶好のアピールの舞台でもあります。
スーパーラグビー2019に参戦しているニュージーランドや、オーストラリア、南アフリカのチームの選手は、サンウルブズの選手達以上に高いモチベーションで試合に臨んできます。
サンウルブズに所属する日本代表の中心選手達も、ワールドカップを見据え、熱い気持ちの入ったプレーが求められます。

サンウルブズの今後の戦い

初戦のシャークス戦は惨敗(10-45)しましたが、第2戦はホーム秩父宮でワラターズ(オーストラリア)戦が行われます。
2019ワールドカップを日本代表が万全の状態で迎える為にも、サンウルブズはこれからの試合で、更なるレベルアップが求められます。
これからのサンウルブズのスーパーラグビーでの戦いに注目です!!

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